札幌の紙箱メーカー・モリタ株式会社が主催する、箱のデザイン展「HAKOMART 2026」。10月26日、GEAR8のメンバーで札幌会場におじゃましてきました。
テーマは「のこす」。11組のクリエイターがつくった紙箱を前に、普段は画面の上でデザインをしている私たちが感じたことをレポートします。

モリタさまと、ちょっとしたご縁
GEAR8では、モリタさまのVカットボックスブランド「CAMITA®」の英語サイトで、コーディングやCMS、アニメーションの実装を担当しました。制作の様子は制作実績ページでご覧いただけます。
CAMITA®のWebサイトでディレクションとデザインを手がけた新林七也さんも、今回の参加クリエイターのおひとり。こんなところでもご縁を感じました。

テーマは「のこす」
未来に残したいもの、記憶に残るもの、ずっと手元に置いておきたいもの。11組のクリエイターが、それぞれの「のこす」を紙箱という限られたかたちの中で表現しています。
ペーパーレス化が進むいまだからこそ、手ざわりや構造で想いを閉じ込める紙箱の魅力を、あらためて感じられる展示でした。


会場で、見覚えのある六角形の箱に再会
会場を歩いていると、見覚えのある黄色い六角形の箱が。2021年の「ギアエイトの日」(8月8日)に、GEAR8がノベルティとしてつくった箱です。
GEAR8では、社名の「8」にちなんで毎年8月8日を「ギアエイトの日」とし、日ごろ一緒にお仕事をしているみなさまへ感謝の気持ちを込めて、オリジナルのノベルティをお届けしています。お世話になっている方や企業とコラボしてつくるのも、毎年の楽しみのひとつです。

中身は、上富良野町のチョコレート専門店「Wolves tracks small batch chocolate」さまの「ハニーカカオ」。「ハチミツ」の「ハチ」から8を連想した、少しひねった選び方のノベルティです。

せっかくなら外箱も特別なものにしたいと、箱づくりを手がけるHACOYAさまに相談してつくっていただいたのがこの箱。2つの味に合わせて色を分け、並べるとまるで蜂の巣のようになります。

5年前に一緒につくった箱と、こうしてデザイン展の会場で再会できたのは、うれしい驚きでした。ノベルティづくりの様子は、当時の記事で紹介しています。
一緒に行ったひなこさんの感想
ここからは、一緒に会場をまわったひなこさんの感想です。
HAKOMART 2026を見て、箱そのものを「手元に残したくなるもの」として考える視点が印象に残りました。「のこす」という共通のテーマに対して、11組のクリエイターがそれぞれの解釈で形をつくっていて、同じ素材やテーマでも、着目するところによって表現が広がる面白さを感じました。

特に「Four boxes for a box(箱が角を守る箱)」は、中身を守るはずの箱を、さらに箱で守るという発想が面白いと思いました。箱自体を大切にする対象として捉えることで、「のこす」というテーマが伝わってきます。表面のグラフィックを工夫するだけでなく、箱の役割や構造から考えることもデザインなのだと、改めて感じました。


普段は画面上で色や文字の配置を考える時間が多いですが、紙箱では素材や厚み、組み立て方、開け閉めの仕組みまでが印象に関わります。そうした表現を実現するためには、デザイナーの発想に加えて、加工技術への理解も必要なのだと思いました。


やっぱり箱って、ワクワクする
会場をひと通り見て、いちばん素直に感じたのはこれでした。

ふたを開ける瞬間のどきどき。思わず大事なものを入れたくなる気持ち。どの箱も、そんな役割まで考えてつくられているのが、とても素敵だなと思いました。
札幌での会期は11月4日まで
会場は札幌グランドホテル1階ロビー内のギャラリー。お出かけのついでにもふらっと立ち寄れるので、ぜひ足を運んでみてください。手に取りたくなる箱に、きっと出会えます。

HAKOMART 2026(SAPPORO)
会期:2026年10月8日(木)〜11月4日(水)11:00〜19:00(土日祝休館)
会場:グランビスタギャラリーサッポロ(札幌グランドホテル1階ロビー内)
※最新情報は主催者のお知らせをご確認ください。














































