出発前(タイ合宿メンバーに選ばれて)
今回の Company Trip は、タイ合宿に合わせて、日本メンバーから2人がタイへ向かうという形でした。取締役の梅木に加えて選ばれたのが、石岡(ディレクター)と、私・小松田(エンジニア)です。
約1年前の GLOCAL8 から数えて、私にとっては2回目の海外出張。「まさか、また自分が」という驚きと、あのときの感覚がよみがえるワクワクが、同時にやってきました。
そして、選ばれた2人には、いくつかのミッションがありました。ひとつは、「行き先や行程を、タイメンバーのSine(サーイ)さん、Plann(プラン)さん、Pang(パーン)さんとコミュニケーションを取りながら決めること。」もうひとつは、「合宿中も、できる限りタイのメンバーとコミュニケーションを取ること。」そして、「合宿中でも自分の案件を遅延させずに進めること。」遊びに行くわけではない。楽しみながらも、ちゃんと役目がある——そう思うと、身が引き締まりました。
さっそく取りかかったのは、ひとつ目のミッション。タイ合宿の日程と内容を、タイメンバーと一緒に決めていきます。

やりとりはLINE。翻訳機能を使いながら、ホテルにアクティビティ、ご飯…と、ひとつずつ決めていきました。言葉の壁はあるはずなのに、「ここに行きたい」「これが食べたい」が翻訳越しに通じていく。それがなんだか不思議で、決めれば決めるほどワクワク感が増していきました。予定が埋まっていくたびに、早くタイに行きたい気持ちがふくらんでいきます。
そして、前日。準備をひと通り終えて、いちばんの心配ごとはただひとつ——寝坊しないか、です。正直、パスポートさえあればなんとかなる。だからこそ、そこだけが気がかりでした。
明日はいよいよ、新千歳から台湾を経由してタイへ。「知らないは、楽しい」の2回目が、もう目の前まで来ています。
1日目(約1年ぶりのタイへ、台湾を経由して)
旅は、いきなりの洗礼から始まりました。乗るはずの飛行機がまさかの遅延。1時間遅れでの出発です。

実は、タイに行く前に決めていたことがひとつありました。タイ語の復習です。…とはいえ、機内では寝たり映画を見たりで、結局しっかり頭に残ったのは「数字」と「〜ありますか?」の言い回しくらい。でも、この2つが、あとからじわじわ効いてくることになります。
今回のルートは、台湾を経由してタイへ。一度飛行機を降りて休めたからか、通しで飛ぶよりも体がずいぶんラクに感じました。台湾では、自販機で現地のお金を使わずに水をゲット。…と思いきや、まさかの55元(日本円で280円くらい)。思ったより高くて、思わず笑ってしまいました。

そして、約1年ぶりのタイ。スワンナプーム国際空港に到着です。去年はプノンペンへの行き帰りに立ち寄っただけでしたが、それでも空気を吸うと、なんだか懐かしい感じがしてきます。
まずは現金を両替して、人生初のARL(エアポート・レール・リンク)に乗車。ラーチャプラーロップ駅で降りて、そこから Thailicious Thai Restaurant で夕飯をいただきました。

この日泊まったのは、バイヨーク・スカイホテル。ここで、ちょっとした事件が起きます。ベッド3つの部屋にしたつもりが、実際にあったのは2つ。「ソファがベッド代わりかな…」と覚悟しかけたそのとき、スタッフの方が来てくれて、簡易ベッドをさっと設置してくれました。その瞬間は、正直、神様に見えました。
こうして、長い移動の1日目は終了。遅延から始まって、水は高くて、ベッドは足りない。でも、ぜんぶひっくるめて「旅してるな」という感じ。「知らないは、楽しい」の2回目が、いよいよ始まりました。
2日目(タイメンバーと合流、カオヤイへ)
2日目の朝は、運動からスタート。ホテルにフィットネスルームがあったので、せっかくならと体を動かしてから一日を始めました。
朝食は、カオマンガイ。朝から食べられるくらいサッパリしていて、これがとても美味しい。去年のカンボジア出張でもタイでカオマンガイを食べたな、なんて思い出しながら、朝から幸せな気分になりました。

このあとは、タイメンバーと合流。Grab(配車)だと時間がかかるということで、バイクで集合場所へ向かうことになりました。ここで、人生初の「バイクタクシー」です。車体の後ろに掴むところはあったのですが、リュックが大きくて片手でしか掴めず…。アトラクションみたいで楽しい反面、落ちないかヒヤヒヤもしました(笑)
無事にタイメンバーと合流して、いよいよカオヤイへ出発!
途中のお昼は、Penlaos というイーサン料理のレストランへ。個人的にドンピシャだったのが、辛い粉のかかった揚げエビの頭。これがめちゃくちゃ美味しかったです。
夜はBBQの予定。ということで、スーパーへ食材の買い出しに向かいます。
買い出しを終えて到着したのは、今回の宿「Season Hill Khao Yai」。自然に囲まれた丘の上に建物があって、とてもおしゃれ。何より、空気が美味しい場所でした。

ヴィラで一息ついたら、BBQの準備開始。タイではビールに氷を入れることがあります。氷の量がとにかく多くて、「そんなに氷があるんだ!」と驚きました。野菜やお肉を焼いて、夕飯がスタートです。
食事スペースには、なんとプールも。水着は持っていなかったのですが、それでも入ってしまって、BBQの時間を思いっきり楽しみました。
そのあとは、話し込むメンバーもいれば、ビリヤードやゲーム、カラオケで盛り上がるメンバーも。楽しいから笑いが生まれて、その笑いがまた場を楽しくしていく——そんな空間へと変わっていきました。

正直、寝るまでの記憶はちょっと曖昧です。でも、楽しかったことだけは、はっきり覚えています(笑)
3日目(カオヤイの自然を全身で、そして忘れられない誕生日)
朝ごはんは、クロワッサンに目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、サラダ。まさに”The・朝ごはん”というメニューでした。普段はあまり朝ごはんを食べないのですが、この日は自然と食べられた気がします。これが非日常の力、なのかもしれません。
そのあとは、Khao Yai Kayak Nature Trips へ移動して、カヤックとATVのアクティビティ。カヤックは経験があったのですが、ATVは初めてです。まずはATVからスタート。最初はスピードを出すのが怖かったものの、慣れてくるとどんどん出せるようになって、とにかく爽快でした。

カヤックは、日本でもやったことがあります。でも、日本とはまるで違う、自然豊かな川。ディズニー好きの私としては、ジャングルクルーズに乗っている気分でした。行きは川をのぼる区間もあってかなり疲れましたが、その分、帰りは流れに乗るだけ。最高のチルタイムで、とても気持ちよかったです。

体を動かしたあとは、お待ちかねの昼食。Krua Khao Yai Restaurant へ移動して、とにかく注文しまくりました(笑)食べ終わる頃には、全員お腹いっぱいで、席から動けないほど。カレーと、海老&ブロッコリーが、とくにめちゃくちゃ美味しかったです。
お腹はいっぱい。でも、アイスは別腹です。ということで、Saisook Khao Yai へアイスクリームを食べに行くことに。ここはカオヤイに出没する動物がテーマになっていて、アイスのフレーバーもカオヤイの動物や景色の名前。食べなくても楽しめる空間でした。テーマに沿った、日本では見ないカラフルなアイスにびっくりしましたが、味は本当に美味しくて、満腹でもペロリといけました。

その後はヴィラに戻って、夕食まで各々のチルタイム。夕飯は、前夜の残りとピザを注文して、乾杯!
…と、ここでうれしいサプライズがありました。実は、出発日の7/15は私の誕生日。そのことを覚えていてくれたタイメンバーが、ケーキを用意してくれていたんです。国を超えて誕生日を祝ってもらうなんて、初めての経験でした。本当にうれしくて、このタイミングでタイに来られたことは、一生の思い出になりました。

このあとは、急ぎのタスクが。合宿中でも案件は止めない——それも今回のミッションのひとつだったので、少しだけ時間をつくって仕事を進めてから、宴会に合流しました。みんなでカードゲームをしたり、Nintendo Switchをやったり、カラオケをしたり。この日も「楽しかった」という記憶のまま、布団に入ったことだけは覚えています(笑)

4日目(最終日、バンコクへ)
合宿の最終日は、朝からバンコクへ向けて移動するだけのスケジュール。名残惜しさを抱えながら、たっぷり楽しませてもらったカオヤイをあとにしました。

そして翌日(7/19)、飛行機に乗って日本へ。行きは台湾を経由して、あんなにワクワクしながらやってきた道のりも、帰りはあっという間でした。名残惜しさと、抱えきれないほどの思い出を持って、タイをあとにしました。
おわりに(3つのミッションと、これからのこと)
今回のタイ合宿は、与えられた3つのミッションと向き合う時間でもありました。ひとつずつ、振り返ってみます。
ひとつ目は、行き先や行程をタイメンバーと決めること。これは出発前から、LINEの翻訳機能を頼りに、ホテルもアクティビティもご飯も、一緒に決めていくことができました。会う前から少しずつ関係が始まっていた感覚は、今回ならではだったと思います。
ふたつ目は、合宿中もできる限りタイメンバーとコミュニケーションを取ること。カードゲームやカラオケ、Nintendo Switch——言葉が完璧に通じなくても、「楽しい」を分かち合うことで、たしかに心は通じ合えた気がします。ただ、ここには後悔もあります。もっとタイ語を勉強していれば、もっと深く話せたはず。楽しさの共有だけでなく、もう一歩踏み込んだコミュニケーションが取れたんじゃないか——そう思うと、悔しさも残りました。
その悔しさと表裏で、言葉には小さな成長もありました。タイに着くと、街には思いのほか数字が溢れていて、機内で覚えた「数字」が思わぬところで役に立ちました。口に出すまでには時間がかかっても、値段くらいならタイ語で言えるように。あの復習がこんな形で効いてくるとは、うれしい驚きでしたし、「次はもっと話せるようになりたい」という気持ちの、いいきっかけになりました。
三つ目は、合宿中でも自分の案件を止めないこと。とはいえ、やったのは夜に少しだけ。急ぎのタスクがあった日に、宴会の前にほんの少し時間をつくって進めた程度です。それでも、遊びと仕事のバランスを自分なりに取れたのは、小さな収穫でした。
そして、旅そのものについても。1年ぶりの海外で、非日常をたっぷり味わえた旅でした。前回までは、どこかで不安が勝ってしまう場面もあったのですが、今回はその非日常を心から楽しめている自分がいて、GEAR8のフィロソフィー「知らないは、楽しい」を、少しずつ体現できるようになってきた気がします。
最後に、感謝を。出発の準備から、現地でのたくさんのサポート、そして快くタイ合宿への参加を受け入れてくれたタイメンバーに、心から「ありがとうございました!」を伝えたいです。
梅木さん、石岡さんのサポートも、本当に心強かったです。

また日本で、目の前のやるべきことに向き合って、海外出張のメンバーとして選んでもらえるように、自分を磨いていきます。
次にタイへ行けるその日まで——今度はもっと、タイ語を話せる自分で。




















































