こんにちは、ディレクターの秦野です。
GEAR8では、ディレクターを中心にメンバーのスキルアップを目的とした社内勉強会「TERAKOYA 8」を、だいたい毎月1回のペースで開催しています。本日2026年7月14日、その第18回が開催されました。
今回のテーマは、「GEAR8の強みを、誰でも話せるようになる会。」
技術やツールを学ぶ回が多いTERAKOYA 8ですが、今回学ぶのは「自分たちのこと」。これが意外と、いちばん難しいのです。
Why We Do This — なぜ、いま「自分たちの強み」なのか

GEAR8は、Webサイト制作を軸にしながら、動画制作、紙媒体、キャラクター開発、ブランディング、さらにはバンコク・台北の拠点を活かした海外展開やインバウンド施策まで、本当に幅広いクリエイティブに携わらせていただいています。
ところが。
お客様から「他にどんなことができるの?」と聞かれたとき、メンバー全員がパッと的確に答えて、スッと事例を引き出せるかというと──正直、意外と難しい。自分の担当領域のことは話せても、会社全体の「引き出し」となると、人によってムラがあるのが実情でした。
そこで今回は、GEAR8の豊富な事例をみんなで共有し、提案の流れや資料の見せ方を「体で覚える」ことを目的に開催されました。
狙いはシンプルです。お客様との何気ない会話で生まれる「そんなこともやってるんですね!」という驚きから、次のワクワクする仕事のきっかけを増やしていくこと。
How It Works — 座学ではなく、ロープレ形式で

今回は座学ではありません。ファシリテーターのディレクター北川がクライアント役となって質問を投げ、待島や梅木を中心としたディレクター陣が、実際の商談さながらに打ち返していく「ロープレ形式」で進行しました。
ここで大事にしたポイントは2つ。
- 盛らず、実際の商談のトーンで。
- 簡潔に、自分の言葉で。
きれいなプレゼンを目指すのではなく、明日の商談でそのまま使える「等身大の説明」を磨く。全体は13時から15時までの2時間で、目的説明のあと70分たっぷりロープレ、残り40分はフリー質問タイムという構成です。
7 Model Cases — 商談の引き出しになる、7つのモデルケース

本編で取り上げられたのは、毎回の商談で話のネタとして出せる「7つの代表的なモデルケース」。「こんなこともできますか?」という質問に、代表事例で答えるためのパターン集です。
1. Website(サイト王道)
「ウェブサイトは、どんなクライアントの実績がありますか?」という王道の質問に対しては、官公庁系、IT系、採用系、土木建設など、業界別に事例を紹介。誰もが知っているような大きな企業様の事例を最初に出すことで、まずは安心感と信頼感を持ってもらうアプローチが共有されました。「御社はまずどの業界ですか?」から会話を広げていくのがコツです。
2. Print(紙もの)
パンフレット、会社案内、名刺などの紙媒体も、Webと世界観を統一して制作できるのがGEAR8の強み。サイトのキービジュアルを紙に展開するなど、ワンストップでお任せいただけるメリットを伝えます。
3. Movie(動画)
商品PRからブランド動画、採用動画まで幅広く対応。過去の動画作成の事例を通して、撮影も編集も自社で対応できることをアピールします。
4. Branding(複合ブランディング)
過去の事例から、ロゴやネーミング、世界観の設計といった上流から、Web・紙・動画まで一気通貫で組み立てられる強みを再確認しました。
5. Goods(キャラクター・グッズ)
キャラクター開発からノベルティ、物販グッズまで。実はLINEスタンプの制作実績などもあり、「ファンづくりの入口」としての提案も可能です。
6. Global(海外)
バンコク・台北の拠点を活かした、現地ならではの制作・進行。日系企業の現地向けサイトや、台湾のメディア系サイトなどの事例が紹介されました。「海外でどんな仕事をしているんですか?」は、商談でも聞かれる頻度の高い質問です。
7. Inbound(インバウンド)
自社メディア「Trippino」を使ったプロモーションや多言語制作など、旅マエから旅ナカまで、訪日客との接点づくりを支援できることを共有しました。
こうして並べてみると、あらためて自分たちの守備範囲の広さに驚きます。そして同時に、「これを全部、自分の言葉で話せるか?」と問われると背筋が伸びる。ロープレ形式にした意味が、まさにここにありました。
Ask Us Anything — フリー質問タイムで見えた、意外な価値

後半40分のフリー質問タイムは、「こんな小さなことでも聞いていいの?」という悩みや疑問が飛び交う時間になりました。
特に白熱したのが、社内ワークショップ(通称・DEGEIKO)の話題です。
DEGEIKO#03 税理士法人 池脇会計事務所×ギアエイト
デザインやサイトのような目に見えるアウトプットだけでなく、「会社の課題を現場のメンバーと一緒に考え、引き出す」というファシリテーションの力が、実はGEAR8の大きな価値になっている──という話には、なるほどそういう視点か、と考えさせられました。
たとえば採用サイトを作る前の段階で、社内の魅力をメンバー自身が再発見する機会として、このワークショップは非常に喜ばれています。「作る前」から価値を出せる。これも立派な、GEAR8の強みのひとつです。
おわりに — 「引き出し」は、使うほど増える
スライドの最後に、こんな言葉がありました。
「引き出しは、使うほど増える。」
道具の引き出しは使えば減っていきますが、商談の引き出しは逆です。話せば話すほど手に馴染み、お客様の反応というおまけまで付いて、さらに増えていく。
今回学んだ7つのモデルケースと他のメンバーたちのトーク術を自分の中に落とし込んで、まずは直近の商談で、新しい引き出しをひとつ開けてみようと思います。
これからも、GEAR8の多様なクリエイティブにご期待ください!
























