アートは、日常の中に存在できるか
美術館やギャラリーに行かないと、アートには出会えない。
そう思ってしまう瞬間が、少なからずあります。
けれど本来、表現はもっと自由で、もっと日常の中にあっていいものなのではないか。誰かの描いたものが、ふとした瞬間に目に入り、少しだけ気持ちが動く。そんな小さな体験が、社会の中に増えていくことに意味があると、私たちは考えています。
札幌からはじまった、小さな共創
Gear8では、ボーダレスアート作家とともに、クラフトビールをつくるプロジェクトを進めています。パートナーは、札幌のクラフトビール醸造所「月と太陽ブルーイング」、そしてボーダレスアートの創作活動を行う「アトリエペン具」。
それぞれ違う領域で活動している私たちが出会い、少しずつ対話を重ねながら、形になってきた取り組みです。これは単なるコラボレーションではなく、「どうすればアートが自然に社会に届くのか」を考え続ける、ひとつの試みでもあります。
▶︎EIGHT HOP BEER誕生秘話:https://gggggggg.jp/summit/21455
表現を“味わい”に変換するということ

今回完成したのは、EIGHT HOP BEER – Spring Edition「クラゲ」。もとになっているのは、アトリエペン具の作家・りねさんの作品です。

水の中を、静かに漂うクラゲ。
光を受けて、やわらかく揺れながら、見ている人を引き込んでいく存在。
この作品から受け取った印象を、どうやって“味”として表現できるのか。何度もイメージを重ねながら、ビールづくりが進んでいきました。
クラゲのように、やわらかく広がる一杯

出来上がったビールは、春らしい軽やかさを感じる一杯になりました。
ひと口目に広がる、瑞々しさ。
やわらかく立ち上がるフローラルな香り。
そして、赤い果実のようなやさしい余韻。
温度によっても少しずつ表情が変わり、ゆっくり味わう時間そのものも、楽しめるような仕上がりです。作品が持つ“揺らぎ”や“余白”を、そのまま感じてもらえたら嬉しいです。
続けていくことで、生まれるもの
このプロジェクトは、一度きりで終わるものではありません。ビールというプロダクトを通して、アートに触れるきっかけをつくること。そして、表現が社会の中に自然と存在していく状態をつくること。
そのために、季節ごとに展開しながら、少しずつ広げていきたいと考えています。売上の一部は、アトリエペン具に所属する作家の創作活動や、表現の場づくりへと活用されます。

日常の中に、アートがある未来へ
一杯のビールを手に取ることが、誰かの表現に触れるきっかけになる。そんな体験が、特別ではなく、日常の中に溶け込んでいくこと。この取り組みは、そのためのひとつの一歩です。札幌からはじまったこの小さなプロジェクトが、誰かの日常の中に、やさしく届いていきますように・・・。
商品情報
EIGHT HOP BEER – Spring Edition
内容量:355ml
アルコール分:5.0%
製造:月と太陽ブルーイング株式会社
お取り扱いいただけるショップ様からのお問い合わせもお待ちしております。





